【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】症状別に見る自律神経失調症の改善方法1

2021年04月6日

自律神経失調症の改善方法とは?

自律神経失調症は、症状の多様さやあいまいさを持つ疾患であることから、その治し方にも確立された方法はありません。

症状や原因が人によって異なるということは、人によって適した治療法も異なります。

 

自律神経という目に見えない部位が失調していることもあり、症状を説明しても気のせいだ、大げさだと片付けられてしまったり、伝わりにくい面や分かりにくい面も非常に多くあります。

しかしその症状は決して気のせいなどではなく、自律神経という体の一部に異常が生じているというサインなのです。

そのため、しっかりと治療や改善に向けて努力すれば、症状が良くなっていくことが期待できます。

どうすればいいの?

今回は、日常生活の中で自分で自律神経失調症を改善していくことを目標に、その方法を紹介していきたいと思います。

~症状別 自律神経失調症の改善方法~

症状その1.疲れやすい、疲れがとれないなどの倦怠感

無理をしていないのにすぐに疲れてしまったり、休んでも休んでもなかなか疲れがとれない倦怠感に悩む時には、毎日湯船につかってゆっくりと体を温め、1日の疲れをとりましょう。

ぬるめのお湯(38~40度)に15~20分程度つかれば、体の深部まで温めることができ、疲れて弱った内臓のはたらきを高めたり緊張した筋肉をほぐすことができます。

1日の終わりに足の裏に温湿布を貼ってリラックスタイムをつくれば、全身の器官のツボが集まる足の裏を刺激し、じんわりと疲れをとってくれるでしょう。

温湿布を貼ることで、血行促進効果も期待できます。

他にも、強い疲労回復効果のあるクエン酸を多く含む食材を積極的に摂るのもおすすめです。

クエン酸は、レモンやグレープフルーツ、キウイやいちごなどの果物、お酢、アセロラなどにも多く含まれています。

特に梅干しを食前に食べることで、代謝の促進、疲労物質の分解、消化液の分泌などを効率よく高め、疲れをため込まないような体質へと導きます。

 

症状その2.寝つきが悪い、よく眠れないなどの睡眠障害

睡眠不足は、日々のストレスをため込む大きな原因となります。

毎朝同じ時間に起きる習慣は、自律神経を整えるうえで非常に重要です。

仕事が休みの日はいつまでもダラダラ寝て休みたい気持ちもありますが、平日と同じ時間に太陽の光を浴び、1日の周期を乱さないことで、「夜になると眠くなる」というリズムをつくり出して睡眠障害の解消につながっていきます。

寝る前の暗い空間で、携帯やスマホの操作を行っていませんか?

この習慣がある人は、これをやめるだけで寝ることに集中できるようになり、不眠を解消できるかもしれません。

また、テレビやパソコンから放出される光を寝る前に浴び続けることは、自律神経を乱しやすくなるので避けましょう。

寝る前のストレッチや日中の適度な運動も、睡眠障害の解消に効果的です。

他にも、足の裏にある「失眠」というツボ(足裏の正中線と、くるぶしの頂点から足裏へ引いた線が交差する点)をボールペンの柄などで刺激することで、快眠へと導く方法などもあります。

目覚めの悪さに悩む人は、手足を思いっきり伸ばして全身の血液循環をスムーズにしてあげましょう。

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【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】女性ホルモンと自律神経の関係性

2021年04月6日

女性ホルモンと自律神経の関係とは?

自律神経失調症は、特に女性に多く見られます。

その理由は、自律神経と女性ホルモンの深い関りにあります。

 

女性ホルモンとは?

女性の体は、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2つの女性ホルモンの影響を大きく受けています。

卵胞ホルモンは思春期に女性らしい体づくりをしたり、月経を起こす他にも、動脈硬化を防いだり骨にカルシウムを蓄える役割などもあります。

黄体ホルモンは、妊娠と出産の準備に欠かせないホルモンです。

 

卵胞ホルモン(エストロゲン)が低下すると?

女性ホルモン、特に卵胞ホルモンの分泌の低下は、更年期障害の原因になることでも知られています。

また、生活習慣病を引き起こす原因にもなります。

女性の体に大きな影響を与えている女性ホルモンのバランスが乱れると、自律神経の乱れにもつながり、自律神経失調症にかかりやすくなってしまいます。

これは、女性ホルモンと自律神経が、どちらも大脳の視床下部でコントロールされていることが大きな理由です。

女性ホルモンのバランスが崩れてしまうとどうなるの?

女性ホルモンのバランスが崩れると、同じ視床下部でバランスを保たれている自律神経も、その影響を受けて乱れてしまうのです。

特に更年期の女性では、卵巣の機能の低下にともないホルモンバランスが大きく崩れ、自律神経にも異常をきたしやすくなります。

女性の一生は常にホルモンの影響を受け続けて成り立っています。

思春期には女性ホルモンの分泌が盛んになり、成熟期にはホルモンバランスは安定しますが、妊娠や出産によってまた大きくホルモンバランスが変化します。

 

女性ホルモンの分泌量のピークを迎えた後、更年期にはホルモンの分泌量が増えたり減ったりとまた不安定な状態になり、その後閉経を迎えて女性ホルモンは減少します。

このように、常に女性ホルモンのバランスが変化している女性は、自律神経のバランスを保つのも難しいことが多く、自律神経失調症になりやすいのです。

 

女性が自律神経失調症になりやすい原因とは?

その他にも、女性に自律神経失調症の人が多い理由には、次のようなことが考えられます。

・女性の社会進出にともなう社会的責任の重圧

・仕事と家事の両立

・結婚や出産などによる環境の変化

・育児や介護ストレス

・容姿に対する不安感 など

もちろん、このようなストレスにさらされているのは女性ばかりではなく男性もいるので、一概には言えません。

しかし、女性は人間関係からくるストレスに敏感な人が多いことや、昔はなかった新しい種類のストレスにもさらされる機会が増えました。

自律神経失調症が女性に多く見られるのは事実なのです。

【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】自律神経失調症の原因

2021年04月6日

自律神経失調症の本当の原因って?

自律神経失調症の症状が一人一人違うように、その原因もまた人によって異なります。
自律神経失調症のもととなる自律神経の乱れは、様々な原因が複雑にからみ合って引き起こされると言われていますので、一人一人にあった対応が必要です。どのような原因があるかみてみましょう。

 

自律神経失調症の具体的な原因とは?

1、過度なストレス

自律神経失調症と大きく関わっているのがストレスです。

仕事などの社会的ストレスや精神的ストレス、人間関係や環境の変化などにより、大きなストレスを長期にわたって感じ続けることで、自律神経の乱れを引き起こします。

また、子供の頃から下痢をしやすかったり、環境が変わると眠れないなど、生まれつきストレスに弱く自律神経が過敏な人もいます。

断ることができない、気持ちの切り替えがうまくできない、依存心が強いなどの性格の人も、ストレスに弱く些細ことからも自律神経が乱れやすくなります。

 

2、不規則な生活

朝起きて夜寝るという生活は、自律神経のバランスを保つ基礎となる部分です。

若い人にも見られる夜更かしや夜型の生活、仕事の夜間勤務などにより生活のリズムが乱れると、当然自律神経の乱れにもつながってしまいます。

幼い頃から不規則な生活が習慣づいてしまっていると、大人になってからそれを改善していくのはとても困難です。

 

3、環境の変化

人間関係や仕事など、自分の周りの環境が変化することに対して適応できない、または過剰に適応してしまうことが、自律神経の乱れにつながることもあります。

また、寒さや暑さといった季節の温度変化も、自律神経の乱れの原因となります。

季節の境目に体調を崩しやすい人は、自律神経失調症にも注意が必要です。

 

まとめ

やはり、自律神経失調症のことを考えるうえで、ストレスの問題は大きく関わってきます。

同じことを体験しても、それをストレスと感じる人、ストレスとは思わない人、ストレスだと感じてもすぐに気持ちを切り替えることができる人など、様々なタイプの人間がいます。

人生でストレスを全く感じない人は、おそらくいないと思います。

ただ、小さなストレスも全て抱え込んでどんどん大きなストレスへと変えてしまったり、日常生活の中で上手にストレスを発散することができない人は、自律神経失調症になりやすい人であると言えるでしょう。

逆に、ストレスをあまり気にしない人、根に持たない人、上手に発散させることが得意な人は、自律神経の乱れを引き起こしにくい人です。

【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】自律神経失調症の説明と症状

2021年04月6日

「自律神経の乱れ」や、「自律神経失調症」という言葉を聞いたことがある人は多いと思いますが、具体的に説明できる人はそう多くはないと思います。

 

自律神経とは、呼吸器・循環器・消化器などの活動を調整するために、24時間はたらき続けている神経です。

 

自律神経は自らの意志とは関わりなく、無意識のうちに活動を続けています。

 

 

自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」の2種類の神経から成り立っています。

 

交感神経は活動する神経と言われており、仕事や活動を行う主に昼間に活発になり、心臓の拍動や血圧を高めるはたらきをして緊張状態をつくり出し、精神状態を盛んにします。

 

それに対して副交感神経は休む神経と言われていて、内臓や器官のはたらきをリラックスさせる神経です。

 

こちらは主に休息や睡眠などをとる夜に活発になります。

 

 

 

 

 

交感神経と副交感神経は、常に対照的なはたらきをするため、交感神経が優位にはたらく時には副交感神経が休息状態に、副交感神経が優位にはたらく時には交感神経が休息状態になるのです。

 

通常であればこのように、2つの自立神経はバランス良く交互にはたらきます。

 

 

 

この2種類の神経のバランスを損なうことが、自律神経の乱れです。

 

自律神経の乱れが、自律神経失調症という心の病気につながっていきます。

 

 

 

 

 

~自律神経失調症の症状~

・疲れやすい、疲れがとれないなどの倦怠感
・寝つきが悪い、よく眠れないなどの睡眠障害
・食欲不振
・めまいや立ちくらみ
・息苦しさなどの呼吸困難感
・動悸
・肩こりや首のこり
・頭痛
・のどや口の渇き
・便秘や下痢
・冷えや多汗
・不安感、イライラ、憂うつ など

 

 

 

自律神経失調症の症状は全身症状や部分症状、心の症状が、ある時には単独で、ある時にはいくつかの症状が重なり合って、体のあちこちに突然現れては消えてを繰り返します。

 

その症状は多種多様で、現れ方も人によって異なることがほとんどです。

 

 

 

自律神経失調症は、確立した疾患概念や診断基準があるわけではありません。

 

全身に不快な症状が起こり、診察や検査を受けても特に病的な異常が見付からないことが多くありますが、このような症状(=不定愁訴(ふていしゅうそ))が全身のいたるところに現れるのが自律神経失調症の特徴とも言えます。

 

 

 

健康な人でも、日常生活の中で不定愁訴同様の症状を訴えることがあります。

 

例えば、仕事が忙しい時期の倦怠感、激しい運動の後の動悸、悩みがある時の不眠などです。

 

自律神経失調症と同じような症状ですが、これらが起きた原因がはっきりしている場合は、自律神経失調症ではない場合が多いでしょう。

 

 

 

これらの症状が思い当たる原因がないのに頻繁に現れては消えてを繰り返す場合に、自律神経失調症を疑います。

 

何もしていないのに何日も疲れがとれなかったり、理由もなく不安な気持ちや不眠の症状が現れるなどの場合には、注意が必要であると言えます。

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