【アトピー】アレルゲンを排除する考え方 ②乳児期の食物アレルギー

2021年04月6日

 

アレルゲンを排除する考え方とは?

アトピー性皮膚炎は、成人になってからよりも乳児期や幼少期に発症する割合が非常に大きくなっています。

その原因の一つに、食べ物がアレルゲンとなってアトピーを発症するというケースが目立ちます。

 

人によりどんな食材でアレルギーを引き起こしやすいかは異なりますが、アレルギーを起こしやすい食物として「三大アレルゲン」というものがあります。

三大アレルゲンとは、卵・牛乳・小麦の3つです。

 

また、食品に使用されている原材料として、三大アレルゲンの他にもエビ・カニ・蕎麦・落花生が表示義務として規定されており、アレルギーにつながりやすい食材として知られています。

 

乳児期には生後5か月頃から離乳食が始まり、少しずつ色々な食材に体を慣れさせていきます。

離乳食を進める際に、卵や乳製品を初めて与えた時に赤みや湿疹などが出ると、それはその食材に対するアレルギー反応であると考えます。

離乳食の開始時期って?

この離乳食の開始時期について、近年早期の離乳によりアレルギーにかかりやすい体質になることなどが分かってきていて、離乳食の開始時期を遅らせる傾向があります。

まだ未熟な乳児の臓器は、食物に対して拒否反応を起こしやすく、それがアレルギーのもととなってしまう恐れがあるのです。

1歳になるまで離乳は必要ないという考えもあります。

また、アレルギー反応を起こしやすい卵や乳製品なども、1歳を過ぎるまでは控えた方が良いなどと言われ始めています。

 

食物アレルギーとアトピーとの関係とは?

食物アレルギーが発端となり、アトピー性皮膚炎を発症してしまうことがあります。

もともと、食物アレルギーがある人はアトピー素因を持つ人となり、アトピーを発症しやすい体質です。

乳児期の食物によるアレルギー反応は、アトピー性皮膚炎につながり、アレルゲンとなっている食べ物を除去しても湿疹がおさまらなくなってしまう可能性があります。

逆の言い方をすれば、アレルゲンとなっている食物を取り除いた後も、長期間湿疹などが消えない場合はアトピーを併発してしまっている恐れがあるということです。

 

まとめ

そのため、乳児期の離乳食の進め方や離乳の時期を考えることは、アトピーを発症させないためにも非常に重要になります。

離乳に関する考え方は人それぞれ違いますが、早すぎる離乳や時期を誤って食物アレルゲンを与えることは、アトピーを発症させやすくなると覚えておくと良いでしょう。

乳児期の食物アレルギーとアトピー性皮膚炎の発症は、深く関係しています。

特に家族にアトピー患者やアレルギー体質の人がいる場合は、より一層の注意が必要だと思います。