【船堀でアトピーでお悩みの方へ】アトピーでも保湿しない方が良い場合

2024年05月10日

アトピーでも保湿しない方が良い場合とは?

いくつかの記事で説明してきた通り、基本的にアトピー性皮膚炎の人に保湿は必要であると考えます。

しかし、保湿することで症状が悪化してしまうケースもあるということも、知っておいてほしいと思います。

まずは何度も繰り返している通り、皮膚の炎症がひどい部分への保湿剤の使用は避けましょう。

保湿剤だけでは炎症を抑える効果はなく、炎症がひどい部分に保湿剤を塗ることが刺激となって症状を悪化させる恐れがあります。

次に、保湿剤を塗ることでかえってかゆみの症状を大きくしてしまうケースがあります。

かゆみをやわらげる筈が。。。

かゆみを和らげるために保湿剤を塗ったはずなのに、逆に塗る前よりかゆみがひどくなってしまうことがあります。

これは保湿剤に含まれるワセリンなどの効果で、皮膚の水分の蒸発を防ぐ一方で、皮膚に熱がこもってしまいかゆみが増してしまう状態が考えられます。

水分を閉じ込めるのと同時に、熱も一緒に閉じ込めてしまうのです。

特にお風呂上りに保湿剤を塗ると、逆にかゆみを悪化させてしまうことが多いです。

ワセリンは水分や熱を閉じ込める効果が非常に高いので、お風呂上りはワセリンの含まれていない保湿剤を使うとかゆみを軽減できるかもしれません。

お風呂上がり以外の原因は?

もう一つ考えられる原因としては、保湿剤に含まれる成分に皮膚が反応している場合です。

保湿剤と一言で言ってもその種類は様々で、どんな成分が含まれているかも違ってきます。

特に酸化防止剤やパラベン、合成界面活性剤などが含まれている保湿剤は、肌のバリア機能が弱いアトピーの人にとっては刺激になりやすく、かゆみを悪化させてしまうかもしれません。

保湿剤を選ぶ時は、なるべく肌の刺激になりそうなものが入っていないものを選んだり、自分の肌に合う保湿剤を見付けることが大切です。

全ての人に必ず合う保湿剤など、存在しません。

まとめ

保湿剤を塗ることでアトピーの症状が悪化してしまうくらいなら、保湿剤は塗らない方が良いと思います。

繰り返しになりますが、保湿剤はアトピーを治すためのものではなく、基本的には予防するために使うものです。

そのため保湿剤を塗って炎症やかゆみがひどくなって苦しんでしまうのであれば、無理に保湿剤を使う必要はないでしょう。

自分に合った保湿剤の使い方を、探してみてくださいね!

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