【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】うつ病になりやすい性格

2024年02月24日

うつ病になりやすい性格とは?

現代社会において、うつ病に悩む人の数は、年々増え続けていると言われています。

生涯に一度はうつ病になる人の数は、15人に1人とも言われています。

医療機関にかかっているうつ病患者の数は100万人以上、医師を受診していないうつ病患者の数はこの数の倍以上いると考えられます。

ストレス社会では、うつ病は誰にとっても身近な病気と言えるでしょう。

うつ病になりやすい人の性格には、ある程度の共通点があります。

うつ病になりやすい性格とは?

その1.生真面目

生真面目な性格とは、真面目よりも高い意識、真面目すぎる性格のことです。

例えば仕事において、大きなミスなどがないにも関わらず自分の出来に納得がいかない、そのことに対して自分を責めて自らストレスを生み出してしまいやすい性格です。

ストレス発散に費やす時間を無駄だと考えたり、遊んでいる自分に違和感を感じることも多く、仕事ばかりに熱を入れ込みすぎてしまう傾向があります。

その2.几帳面

几帳面な性格の人は、細かいことが常に気になります。

「まあいいや」「こんな時もあるさ」と臨機応変に考えることができず、決められた通りに物事が進まないとそれだけで大きなストレスを感じてしまいます。

その3.責任感が強い

責任感が強すぎる人は、常に大きなストレスと無意識のうちに隣り合わせで生活していると言えるでしょう。

周りの人のミスも自分のミスだと自分を責めます。

「○○しなければならない」といつでも義務感に縛られて、なかなかストレスから解放される時間をつくり出すことができません。

その4.感情表現が苦手

自分の思ったことを口にできない人は、言いたいことが言えずに感情を押し殺すことで、その場を乗り切ろうとしてしまいます。

自分が我慢すれば良いという考えで、素直な感情を伝えずに相手に合わせることが多くなります。

そのたびに、知らず知らずストレスは蓄積されていくのです。

その5.周りの目が気になる

人の目が過剰に気になり、常に誰かに見られていると感じたり、何をするにも他人の評価が気になる人は、うつ病になりやすい性格の人です。

人目を意識することで、自分を高めることにつながる場合もありますが、ふとした拍子に皆が自分の悪口を言っていると思い込んでしまう被害妄想に襲われてしまうことが多くあります。

また、常に人と自分の出来を比べてしまいやすい性格です。

あなたに当てはまるものはありましたか?

もちろんこのような性格の人が必ずうつ病になるわけではありませんが、うつ病になりやすい傾向の性格の特徴があるのは事実です。

自分を責めやすい、型にハマりすぎた考え方、他人の評価が常に気になるという人は、うつ病になりやすい人と言えるでしょう。

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【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】うつ病の身体的症状と睡眠障害

2023年07月11日

うつ病の身体的症状と睡眠障害

うつ病の人には、精神症状だけでなく次のような身体症状も見られます。

~身体症状~

・睡眠障害

…眠れない、夜中に何度も目が覚める、寝ても寝ても疲れがとれずいくらでも寝てしまうなど。

・食欲の異常

…何も食べたくなくなる、何を食べても味気がないと感じる、食べても食べても満腹感を得られないなど。

・疲労や倦怠感

…疲れがとれない、体がだるい、ちょっと動いただけですぐに疲れて休みたくなる、座っていても疲れて横になりたくなるなど。

・ホルモン系の異常

…月経の不順、性欲の低下、勃起障害など。

・その他の体の不調

…頭痛、頭が重い、肩こり、関節痛、背中や胸の痛み、動悸や息切れ、めまい、胃の不快感、口が渇く、便秘など。

多い身体症状は?

うつ病の人に特に多く見られる身体症状が、睡眠障害です。

その中でも不眠の症状が8割以上を占めると言われるほど、うつ病の人は「眠れない」ということに悩んでいる人がほとんどです。

不眠の種類には、なかなか寝付けない入眠障害、夜中に何度も目が覚めてしまう中途覚醒、朝早く起きすぎてしまう早朝覚醒、深い眠りにつけない熟眠障害などがありますが、うつ病で特に多く見られると言われているのが早朝覚醒です。

起きる時間の2時間以上前に目覚めてしまい、再び眠ることができません。

そのため全体の睡眠時間を大きく削る原因にもなってしまいます。

また、このことが1日の体内リズムを乱す大きな原因となります。

そのため、うつ病の症状は朝が最も重く現れ、夕方にかけて回復していくケースが非常に多く見られます(例外もあります)。

うつ病が原因で眠れない症状が続いている場合、単に睡眠薬だけで改善をはかってもうつ病自体の治療にはならず、薬を飲んでも思うように睡眠も良くならないことが多くあります。

根本からうつ病を治していかなければ、睡眠障害も改善されていきません。

逆に、不眠がある人はうつ病を引き起こすリスクが高いことも分かっています。

多くのうつ病患者が悩む不眠の症状ですが、「寝なきゃ!寝よう!」と思い続けることはかえって逆効果になってしまうこともあります。

やはりうつ病のことを根本から考え、うつ病を治すという意識のもとで生活していけば、うつ病の改善とともに自然に睡眠障害も改善されていくことでしょう。

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【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】うつ病の説明と精神的症状

2022年09月30日

うつ病の説明と精神的症状とは?

うつ病は、まだ解明されていない点も多い心の病気です。

誰でも嫌なことや悲しいことが起きると、気分が沈んだり気持ちが落ち込んだり、憂うつになったりすることがあります。

通常であれば、時間が経つにつれて気持ちが徐々に落ち着いてくるものですが、何日経っても気分が晴れなかったり、原因が解決してもなお強い憂うつ感が長期間続いてしまうのがうつ病の症状です。

また、思い当たる原因がないのに、言葉では言い表せないほどに落ち込んでしまう場合もあります。

このような気持ちの沈み、落ち込み、憂うつ感や喪失感に常に襲われて、普段通りの生活を送るのが困難になってしまったり、日常生活に支障が出てくるにまで悪化してしまう場合があります。

これがうつ病です。

うつ病はどうしてなるの?

うつ病は、脳の神経の情報を伝達する物質の量が減少するなどの、脳の機能に異常が生じているのと同時に、その人がもともと持っているうつ病になりやすい性質、様々なストレス、体の不調や病気、環境の変化など、生活の中の様々な要因が重なって発病すると考えられています。

つまり気持ちの面だけでなく、脳のはたらきにも問題が起きた状態であることが多くあります。

様々な要因が複雑にからみ合っていることも加わり、うつ病を一度発症してしまうとなかなか自分の力だけでは完治させるのが難しくなってしまいます。

うつ病の方の精神症状とは?

うつ病の人には、次のような精神症状が見られます。

~精神症状~
・抑うつ気分

…気分が落ち込む、憂うつ、希望がない、理由もなく悲しい気持ちになるなど。

・喜びや興味の喪失

…好きだったはずのことや趣味にさえやる気が起きない、何をしていても面白さを感じないなど。

・意欲の低下

…人と合ったり話したりしたくない、何に対しても意欲がわかず、いつもやっていたことをするのもおっくうに感じる、何をするにも時間がかかるなど。

・思考力や集中力の低下

…常に頭がぼーっとする、考えがまとまらない、決断力や判断力が大きく低下する、人の言うことがすぐに理解できないなど。

・不安感や焦燥感

…小さなことにも不安を感じる、口数が少なくなる、簡単なことをするにも焦って思い通りの行動ができなくなる、イライラして足踏みをしたりじっとしていられなくなるなど。

・自責感

…必要以上に自分を責める、何でも悪い方に考える、周りの人に申し訳ないと思うなど。

・希死念慮(きしねんりょ)

…生きているのが辛い、遠くへ行きたい、消えてしまいたい、死んだ方がましだと感じるなど。

これらの精神症状のほかに、身体的に現れる症状もあるので、次で詳しく説明していきましょう。

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【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】ネガティブよりポジティブな方が良い!

2022年06月3日

ネガティブよりポジティブな方が良い!その理由とは?

自律神経失調症について色々とまとめてきましたが、やはり精神面での影響がとても大きく関わってくることが分かります。

神経質、几帳面、小さいことまで気になるなどの性格の人は、毎日の生活の中でストレスを感じやすく、また、そのストレスを消化しきれずにどんどんため込んでしまう人が多く見られます。

例えば?

例えば仕事で大きなミスをおかしてしまった時、この経験を生かして次は頑張ろうと思える人と、またミスをしてしまうのが怖くてもうやりたくないと思ってしまう人とでは、同じ出来事に対してのストレスの感じ方、処理の仕方が異なります。

前者は常に物事を前向きにとらえ、ストレスを上手に消化できる人です。

自律神経失調症になりやすいのは後者のような、何事に対してもネガティブな気持ちが勝ってしまうような人であると言えます。

このような性格の人は何日経っても昔のミスを思い出し、それが怖くて思うように動けなくなってしまうのです。

あなたはどちらを選択する?

どちらの性格になりたいかと聞かれたら、ほとんどの人がポジティブな方を選ぶでしょう。

もちろん、ポジティブな思考の人でも、悩みや不安はネガティブな人同様に感じています。

しかしそれ以上に、楽しいこと、嬉しいこと、小さな幸せを見付けてそれを糧に生きているのです。

これが、ストレスに負けない生き方だと思います。

また、自律神経失調症の人は、自分のことを責めてしまいやすい傾向にあります。

「自分のせいで…」「自分がこんなにダメだから…」と、そこで終わってしまうのがネガティブな思考です。

「自分のせいで…では次はこうしてみよう」「自分がこんなにダメだから…ならばここを変えてみよう」というように、前向きな考え方が大切なのです。

まずは行動してみましょう!

そしてたまには、頑張った自分を褒めてあげましょう。

頑張ったことを認めてあげなければ、次また頑張ろうという意欲はわいてきません。

自分を責めてばかりいては、なかなかマイナスの状況を抜け出すことができなくなってしまいます。

ストレスがたまってきた時や自律神経失調症の症状が強く現れてしまった時には、楽しいことや嬉しいこと、自分の好きなことを思い浮かべてみましょう。

イメージ療法によりプラスの思考がはたらくことで、その分脳内のストレスの占める割合が減少してストレスを軽減することができます。

イメージで脳にはたらきかけることは、自分自身にしかできません。

あなたがやらなければ、いつまでもマイナス思考でストレスに打ち勝つことはできないのです。

今ある状況だけが全てではありません。

全ては解釈力です

長い人生、広い世界、様々な方向に目を向けて、物事を少しでもポジティブに考えられるようになった時、ストレスに負けない強い自分と出会えるでしょう。

それこそが、自律神経失調症を治すことにつながっていきます。

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【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】太陽の光で自律神経を整える

2022年01月22日

太陽の光と自律神経の関係とは?

自律神経失調症の人は、

・夜型の生活習慣

・寝つきが悪い

・朝まで疲れが残る

といった傾向が多く見られます。

これは、活動する神経である交感神経ばかりがはたらいている証拠です。

ストレスや緊張が強いために副交感神経がはたらきにくく、夜になっても眠くならない、眠りが浅い、朝になっても疲れがとれないなどの症状につながってしまうのです。

生活のリズムが乱れているあなた

夜型の生活が続いている人は、太陽の光を上手に利用して自律神経を整えましょう。

人間の体内時計は1日25時間にセットされていて、実際の時間と1日1時間のずれが生じています。

そのずれを調整するはたらきを持つのが、太陽の光です。

太陽の光は、睡眠と覚醒に深く関わるホルモンである血液中のメラトニンの分泌をコントロールし、夜は眠りにつきやすく、昼間は活動的に動けるように調整します。

このはたらきによって毎日の体内時計のずれが修正されています。

つまり太陽の光を浴びることで体内時計を正常化し、夜にはよく眠れるようなホルモンの分泌を促進します。

太陽の光を全く浴びることのない生活では、体内時計のずれはどんどん大きくなり、自律神経も大きく乱れさせてしまいます。

普段何気なく浴びている太陽の光には、実はとても重要な役割があったのです。

なかなか寝付けないあなた

ストレスが多い毎日に追われてなかなか寝付けないなどの症状で悩んでいる人は、積極的に日光を浴びましょう。

中でも、早朝の太陽の光を浴びるのが最も効果が期待できると言われています。

朝起きたらまず日光を浴びる習慣は、その日1日のリズムを整える効果があります。

窓越しに入ってくる日光では効果は半減してしまうので、短時間でもなるべく外に出て太陽の光を全身で浴びることが大切です。

早朝ウォーキングや朝の散歩には、運動との相乗効果でより自律神経のバランスを整える効果を高めます。

朝にしっかりと太陽の光を浴びておけば、夜には眠りのホルモンが分泌されて副交感神経がしっかりとはたらき、自然と体が休むモードへと切り替わるようになるでしょう。

夜にしっかりと寝るということは、自律神経を整える基本ともなる部分です。

夜型の生活が続いている人は、太陽の光をできるだけ浴びるような生活習慣を意識してみましょう。

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【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】胸式呼吸と腹式呼吸~丹田式呼吸のやり方~

2021年11月29日

胸式呼吸と腹式呼吸~丹田式呼吸のやり方~とは?

私たちが普段何気なく行っている呼吸は、多くの場合が胸式呼吸です。

胸式呼吸では呼吸が浅く、短いものになりがちです。

そして胸式呼吸は、自律神経のうちの交感神経(活動する神経)を活発にします。

胸式呼吸により交感神経が刺激され、ここへ疲労や心の動揺、怒りや不安などのネガティブな感情が加わることで、呼吸はさらに浅くなりより交感神経がはたらくようになります。

胸式呼吸のデメリットとは?

息が短い胸式呼吸では、吸いこんだ空気は肺の中にまで到達せずに吐き出されることが多く、肺には炭酸ガスなどの不要なものがたまりやすくなります。

この状態が続くと血液循環の低下を招いたり、自律神経の乱れを引き起こして自律神経失調症の症状を発生させる原因になります。

腹式呼吸のメリットとは?

一方で腹式呼吸では、鼻で息を大きく吸いながらお腹を膨らませ、吐く息でお腹をへこませます。

腹圧をかけることにより、胸式呼吸より呼吸のリズムが自然とゆっくり深いものになります。

腹式呼吸をすると、肺の下にある横隔膜が上下運動をします。

この横隔膜には自律神経が密集しているため、吐く息を意識的にゆっくりとすればするほど、自律神経が刺激されて副交感神経(休む神経)が優位になり、リラックス効果を得ることができます。

睡眠中は無意識のうちに腹式呼吸を行っていて、起きている時よりもゆったりとしたリズムの呼吸のはずです。

起きている時に腹式呼吸を意識的に行うことで、自律神経のバランスを整えることができます。

効果的な腹式呼吸とは?

中でも「丹田式(たんでんしき)呼吸」を不安感やイライラが強く出た時に行うと、心を落ち着かせる効果が期待できます。

丹田というツボ(へそ下5センチあたりにある)を意識した丹田式呼吸法を覚えましょう。

~丹田式呼吸のやり方~
・丹田のあたりに両手を軽く置く。
・前に上体を軽く傾け、丹田が腰側へ引っ込むようにしながら息を吐く。
・息を吐ききったら、上体をもとに戻すことで自然に息が入る。鼻から息をゆっくりと吸いこむ。

この呼吸法を続けていると、緊張などで高ぶった気分を落ち着けることができます。

下腹部にある丹田を意識しながら、ゆっくりと深い呼吸を行いましょう。

丹田式呼吸でなくても、不安感を解消したい時やリラックスしたい時には、胸式呼吸ではなく腹式呼吸を行うだけで、効果が得られることが多くあります。

深呼吸で意識的に呼吸を深くするのも、自律神経のバランスを整える効果があるのです。

焦った時ほど浅い呼吸になりやすいものですが、呼吸を意識することで心を落ち着けましょう。

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【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】自律訓練法のやり方

2021年05月29日

自律訓練法のやり方とは?

自律神経のバランスが乱れて引き起こされる様々な症状を改善するには、自律神経の乱れを調節し、バランスを整えることが必要になります。

自律神経失調症の心理療法の一つに、「自律訓練法」というものがあります。

自律訓練法では、腹式呼吸を意識して吐く息をゆっくりと長く行ってください。

また、あまり自律神経を整えるんだ!と構えて行うのではなく、心が休まる風景などをイメージしながら気持ちを楽にして行うのもポイントです。

 

自律訓練法は、自己暗示で緊張をとき、心身の疲労回復や気分の安定、エネルギーの向上などにもつながります。

 

健康な人が行っても効果が認められており、訓練を続けていくと自分自身でリラックス状態をつくるのが上手になります。

~自律訓練法のやり方~

・基本姿勢

仰向けに寝るか、椅子に座った状態で行うのが良い。

口と目は軽く閉じ、気持ちを十分にゆったりと落ち着けてからスタートする。

 

・第1公式【手足の重感練習】

  • 右手が重い ②右足が重い ③左手が重い ④左足が重い

利き手から順に、ずっしりと重くなる暗示をかけていく。

 

・第2公式【手足の温感練習】

  • 右手が温かい ②右足が温かい ③左手が温かい ④左足が温かい

利き手から順に、お湯に手をつけているようなイメージでポカポカ温かくなる暗示をかけていく。

 

・第3公式【心臓調節】

心臓の動きに意識をおき、心臓が静かに規則正しく打っていることをイメージする。

(心臓疾患のある人や血圧変動の大きい人は行わない。)

 

・第4公式【呼吸調整】

呼吸に意識をおき、楽に呼吸をしていることをイメージする。

(呼吸器疾患や喘息の人は行わない。)

 

・第5公式【腹部温感調節】

胃の辺りに手を当て、腹部がポカポカ温まるイメージをする。

(胃潰瘍や糖尿病の人、妊娠中の人は行わない。)

 

・第6公式【額(ひたい)の涼感調節】

額が涼しく、さわやかで気持ちが良いことをイメージする。

 

・打ち消し動作

大きく伸びをしたり、両手の屈伸運動など上半身を大きく動かして終わらせる。

どの公式で終わらせる場合にも、必ず打ち消し動作を最後に行って終わりの合図をする。

 

自律神経の乱れを改善し、ストレスに強い心をつくる訓練です。

 

誰にでもできる簡単な訓練法で、これを毎日続けるだけで自律神経失調症の症状が改善したという例も多くあります。

 

訓練とはいえあくまで楽な気持ちで、一つ一つの公式を丁寧に行うように意識すると良いでしょう。

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【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】症状別に見る自律神経失調症の改善方法4

2021年05月6日

~症状別 自律神経失調症の改善方法4~

症状その7.のどや口の渇き

激しい運動をしたり汗をたくさんかいたわけでもないのに、やたらとのどが渇いたり、いくら水分をとってもまたすぐ飲みたい衝動にかられたり…。

このような症状も、自律神経失調症に見られます。

のどや口の渇きを感じる時、緊張状態が長く続いている時ではありませんか?

精神的ストレスで交感神経の緊張が続くと、副交感神経の作用が抑えられて唾液の分泌が減少します。

これが自律神経の乱れによる口渇です。

飲んでも飲んでものどが渇いてしまう状態なので、まずは渇きを潤すことよりも今ある緊張状態から自分を解放することが重要です。

深呼吸をしたり、横になれる時は横になって体を休めましょう。

 

水分をとる時は、キンキンに冷えた飲み物よりも常温または温かい飲み物を飲むようにしましょう。

冷たい飲み物で急激に体を冷やすと、余計に自律神経のバランスを乱す恐れがあります。

温かいハーブティーなどを飲むと、リラックス効果が高まります。

また、夏の水分補給にはプチトマトでのどの渇きを潤すのもおすすめです。

水分と一緒に栄養も補うことができます。

 

症状その8.便秘や下痢

便秘の原因は習慣や体質のほかに、ストレスが大きく関わっています。

便秘が続くと腹痛や体の不調を招き、ストレスをさらに悪化させる悪循環が起きてしまいます。

朝起きてすぐにコップ1杯のぬるま湯を飲んだり、食物繊維を多く摂ることなどで便秘にならないよう心がけていきましょう。

また子供の頃から、緊張するとすぐお腹を壊してしまうような人は、もともと自律神経のバランスを崩しやすいタイプの人と言えるでしょう。

腸の運動は、自律神経によって大きくコントロールされています。

その腸の運動が過剰に高まると、下痢の症状につながります。

精神的なストレスや緊張が原因で自律神経に影響を与え、慢性的に下痢を起こしたり、便秘と下痢を繰り返す人も少なくありません。

 

慢性的な下痢に悩む人は、温めたタオルをお腹に乗せてお腹をじんわり温めてみましょう。

温湿布効果で体をじんわりと心地よく温めていきます。

横になり、タオルを濡らす時にエッセンシャルオイルなどで香りづけすれば、より高いリラックス効果を得ることができます。

便秘や下痢を慢性化させないためにも、やはりストレスや緊張をため込みすぎるのは良くありません。

心のストレスは、実に様々な形で症状となって現れるのです。

【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】症状別に見る自律神経失調症の改善方法3

2021年04月6日

~症状別 自律神経失調症の改善方法~

症状その5.息苦しさなどの呼吸困難感

緊張する場面で、なんだか息苦しさを感じたり、呼吸をすることが気になってさらに不安な気持ちになる…。

このような症状も、自律神経失調症に見られます。

息苦しさや呼吸困難感は、緊張や不安、ストレスなどが加わることで起こることがほとんどです。

まず、緊張して息がしにくく苦しくなった時には、息を吸うことよりも吐くことに意識を向けてみてください。

ゆっくりと息を吐き出すことができれば、自然と息を吸いこむ動作につながり、呼吸が楽になってくるでしょう。

浅い呼吸は神経をいら立たせて緊張感を増幅させてしまうので、深い呼吸により緊張した神経をしずめることが大切です。

日常的に息苦しさを感じる人は、就寝前や外出前に深い呼吸で体をリラックスさせましょう。

セルフケアはどうやるの?

まず仰向けに寝て目を閉じ、両手を下腹部に軽く置きます。

下腹部を軽く押しながら、口から細く長くゆっくりと息を吐き出し、これ以上息を吐けなくなったら鼻から空気を吸って下腹部を膨らませます。

これを10~20回繰り返すことで、心と体のリラックス効果を高めて日常の呼吸困難感を改善していきます。

 

症状その6.肩こりや首のこり

首や肩のひどいこりの悩みは、健康な人にもよく見られるものです。

自律神経失調症の人の場合、心と体の緊張からくる血行不良がこりの大きな原因となっています。

こりの症状の改善にも、疲れた体をいかにリラックスできるかがポイントになります。

入浴をシャワーで済ませてしまいがちな人は、毎日湯船につかる習慣をつけましょう。

短時間でも全身浴をすれば、体が温まって全身の血行が促進され、ガチガチになったこりをほぐしやすくなります。

セルフケアはどうやるの?

入浴剤やバスソルトなどで好みの香りを楽しめば、さらに高いリラックス効果を得ることができるでしょう。

入浴中には肩や首のマッサージを行ったり、また、シャワーの水圧を利用した首から肩にかけてのマッサージも効果的です。

仕事や家事の合間に首や肩を定期的に回したり、手で温めるように包み込みながらマッサージしたりと、こりは日々ためない努力が大切です。

どんなものを食べるといいの?

食事では良質なたんぱく質やミネラル、ビタミンなどを積極的に摂ると良いでしょう。

食材では卵、レバー、牛乳、サバ、イワシ、牛もも肉、豚ヒレ肉、ほうれん草、トマト、ブロッコリーなどがおすすめです。

【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】症状別に見る自律神経失調症の改善方法2

2021年04月6日

~症状別 自律神経失調症の改善方法~

 

症状その3.食欲不振

自律神経の乱れから食欲不振に悩む人はとても多く、しっかりと食事をとれないことで体の不調をどんどん悪化させてしまう悪循環に陥りやすくなります。

仕事や家庭の悩み、不安やイライラがつのると、食欲の減退へとつながりやすくなってしまいます。

 

ひどい人では、無理やり食べることで吐き気や嘔吐を招く場合もあるので、このような時には、「食べなきゃ」と思うよりも心や体をリフレッシュさせることに重点をおくことで、自然と食欲も出てくるでしょう。

食事は楽しいもの!と、楽しんで食事をすることを心がけます。

好きな音楽を聴きながら、親しい人と話しながらなど、あまり食べるということだけに集中せず自分の好きなものに囲まれながら食事をしてみましょう。

自分の好きなものばかりを食べていては栄養バランスの偏りが気になりますが、たまには好物だけを並べて食べる日があっても良いと思います。

ハーブなどの香りで食欲をさそったり、食前酒を飲むことでアルコールが胃液の分泌を促進して食欲を増進させる効果も期待できます。

また、盛り付けにこだわって見た目を楽しむようにするだけでも、いつもより食事が美味しく感じるかもしれません。

お皿やマットなどをオレンジ色にすると、オレンジ系の色は自律神経を刺激して消化作用を促し、空腹感をもたらす効果があると言われています。

 

症状その4.めまいや立ちくらみ

めまいや立ちくらみも、自律神経失調症の人に非常に多く見られる症状です。

 

 

ぐるぐる回る感覚に襲われる回転性のめまいは、耳の疾患や脳の病気による場合が多く、自律神経失調症によるめまいは主に非回転性のめまいになります。

自律神経の乱れによる低血圧や心理的影響が原因となって、非回転性のめまいや立ちくらみを引き起こします。

夜更かしによる寝不足、運動不足、偏った食生活などを続けることで、めまいや立ちくらみの症状が現れやすくなります。

めまいが起きやすい人は、しっかりと体を休めることを優先させたり、日ごろの運動習慣により慢性的なめまいの軽減につながります。

急なめまいに襲われた時には、楽な姿勢で体を休め、症状が落ち着いてきたら首をゆっくりと回してみると体が楽になるかもしれません。

どんなものを摂るといいの?

食事ではやはり、鉄分を積極的に補いましょう。

栄養価の高い豚レバーは、鉄分補給だけでなくめまいに負けない強い体づくりに役立ちます。

ほうれん草や大豆、うなぎなども鉄分が豊富で、造血作用でめまいを防いだり、体質改善にも効果が期待できます。

 

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