【不妊症・妊活】基礎体温と妊娠の関係 ②月経期と卵胞期

2020年12月31日

基礎体温と妊娠の関係 ②月経期と卵胞期

基礎体温が低くなる低温期の体の状態について、もう少し詳しく説明していきましょう。

低温期は生理が始まるころからスタートしますが、この低温期前半のことを「月経期」と言い、生理がきている期間のことを指します。

 

月経期には、高温期の黄体ホルモン(プロゲステロン)によって形成された子宮内膜がはがれ、血液とともに体外へ排泄されます。

その時に子宮まわりの筋肉が収縮するため、生理痛となって症状が出る場合があります。

 

また、月経期は体が排泄モードになることで、副交感神経が優位の状態が続き、体のだるさや眠気につながります。

さらに頭痛や胃の痛みも起こりやすくなり、心身ともに優れないと感じる人が多い期間です。

なるべく無理をせず、出来る限り安静に過ごしましょう。

 

そして月経期後から始まるのが「卵胞期」と呼ばれ、低温期後半に当たります。

卵胞期には卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が高まり、卵胞が成熟を始めます。

このエストロゲンに反応して子宮内膜も厚くなり始め、受精卵を受け入れる準備が進む時期です。

 

複数の卵胞が同時に育っていきますが、排卵されるのは毎回1つのみです。

卵胞期に卵胞がしっかりと発育し、十分に成熟した卵子が排卵されることが、妊娠率を高めるためにとても大切です。

 

エストロゲンは、妊娠に向けた準備をするだけでなく、自律神経を整えたり、コラーゲンの合成を促すはたらきもあります。

生理が終わって心も体も生き生きとする時期ではありますが、妊娠しやすい体づくりには重要な期間になります。

卵胞の発育のために、食事や睡眠などに気を付け、規則正しい生活を送るように努めましょう。

 

また、卵胞期は妊娠しやすいと言われる時期に入ります。

月経期が約5~7日、その後の約1週間前後の期間が卵胞期になります。

卵子のもととなる卵胞が発育する重要な卵胞期の過ごし方を、一度見直して意識してみてくださいね。