【不妊症・妊活】過度なダイエットは不妊につながる可能性が…

2020年12月10日

過度なダイエットは

最初にお話しした、肥満と不妊の関係性について。

太りすぎは不妊の原因になるとまとめましたが、反対に、過度なダイエットが不妊を招いてしまう恐れもあります。

なぜ、ダイエットが不妊を招く可能性があるのでしょうか。

 

過度なダイエットとは、食事をほとんど摂らずに体重を減らしたり、無理な激しい運動を続けるような、負担の大きすぎるダイエットです。

これは短期間に何十キロも体重を減らした場合などに当てはまることが多くあります。

少し太ってきたなと思って数キロ痩せようと努めたり、長期にわたって少しずつ体重を落としていくようなダイエットであれば、むしろ妊娠しやすい体質づくりにつながるので問題はないでしょう。

 

無理なダイエットは、人間の生殖機能のはたらきをコントロールしている脳の視床下部という部分に、大きな影響を与えます。

食事を過剰に制限し、何も食べずに体を動かすような状態が続くと、体は「飢餓状態」であるという認識をしてしまいます。

すると体は生命の危険を感じ、心臓などの重要な臓器を守ろうとはたらきます。

同時に視床下部が生命維持と関わりの少ない生殖機能をストップさせて、子宮や卵巣などの妊娠機能を停止させてしまうことがあるのです。

 

これにより排卵が行われなくなって生理がこなくなり、無排卵や無月経を引き起こします。

無月経のままでは妊娠を成立させることができずに、不妊に悩むことになってしまいます。

 

最近では美を追求するあまり、痩せすぎの状態を理想としてダイエットをする若い人も多くいます。

生理が止まってしまうほどに体に負担をかけるダイエットで、本当の美しさを手に入れられるとは思いません。

特に過激な食事制限によるダイエットは、不妊を招きやすいと言えます。

 

前回もお話した通り、妊娠しやすい体づくりのほか、健康や美容のためにも大切なのは規則正しい食事なのです。

 

もし過度なダイエットが原因で無月経になってしまった人は、まずはしっかりとした食生活で体重を増やしましょう。

 

体重が増えれば体が飢餓状態でないと認識し、生殖機能が元通りはたらくようになるでしょう。

 

 

 

また、視床下部はストレスや精神面の影響も受けやすい器官です。

 

不妊のことで焦ったり悩んでばかりいると、体重が戻ってもなかなか生理が復活しないという事態になりかねません。

 

美味しいものを食べて、リラックスするように心がけてみてくださいね。

 

 

 

 

 

とにかく過度なダイエットは危険です。

 

痩せすぎる必要は決してありません。

 

ダイエットをする際は、無理のない適正なダイエットを行うように気を付けましょう。