【船堀で自律神経失調症でお悩みの方へ】症状別に見る自律神経失調症の改善方法3
2021年04月6日
~症状別 自律神経失調症の改善方法~
症状その5.息苦しさなどの呼吸困難感
緊張する場面で、なんだか息苦しさを感じたり、呼吸をすることが気になってさらに不安な気持ちになる…。
このような症状も、自律神経失調症に見られます。
息苦しさや呼吸困難感は、緊張や不安、ストレスなどが加わることで起こることがほとんどです。
まず、緊張して息がしにくく苦しくなった時には、息を吸うことよりも吐くことに意識を向けてみてください。
ゆっくりと息を吐き出すことができれば、自然と息を吸いこむ動作につながり、呼吸が楽になってくるでしょう。
浅い呼吸は神経をいら立たせて緊張感を増幅させてしまうので、深い呼吸により緊張した神経をしずめることが大切です。
日常的に息苦しさを感じる人は、就寝前や外出前に深い呼吸で体をリラックスさせましょう。
セルフケアはどうやるの?
まず仰向けに寝て目を閉じ、両手を下腹部に軽く置きます。
下腹部を軽く押しながら、口から細く長くゆっくりと息を吐き出し、これ以上息を吐けなくなったら鼻から空気を吸って下腹部を膨らませます。
これを10~20回繰り返すことで、心と体のリラックス効果を高めて日常の呼吸困難感を改善していきます。
症状その6.肩こりや首のこり
首や肩のひどいこりの悩みは、健康な人にもよく見られるものです。
自律神経失調症の人の場合、心と体の緊張からくる血行不良がこりの大きな原因となっています。
こりの症状の改善にも、疲れた体をいかにリラックスできるかがポイントになります。
入浴をシャワーで済ませてしまいがちな人は、毎日湯船につかる習慣をつけましょう。
短時間でも全身浴をすれば、体が温まって全身の血行が促進され、ガチガチになったこりをほぐしやすくなります。
セルフケアはどうやるの?
入浴剤やバスソルトなどで好みの香りを楽しめば、さらに高いリラックス効果を得ることができるでしょう。
入浴中には肩や首のマッサージを行ったり、また、シャワーの水圧を利用した首から肩にかけてのマッサージも効果的です。
仕事や家事の合間に首や肩を定期的に回したり、手で温めるように包み込みながらマッサージしたりと、こりは日々ためない努力が大切です。
どんなものを食べるといいの?
食事では良質なたんぱく質やミネラル、ビタミンなどを積極的に摂ると良いでしょう。
食材では卵、レバー、牛乳、サバ、イワシ、牛もも肉、豚ヒレ肉、ほうれん草、トマト、ブロッコリーなどがおすすめです。