【不妊症・妊活】不妊治療の方法 ②人工授精(AIH)

2021年03月9日

不妊治療の方法 ②人工授精(AIH)

タイミング法の次の段階は、配偶者間の 人工授精(AIH)です。

 

人工授精とは、男性の精子を人工的に女性の子宮内に直接注入して受精を目指す方法です。

 

そのため、性交による妊娠ではなく、精子を採取することになり、男性側の理解も今まで以上に必要となります。

 

精液を自宅または病院で採取し、それを洗浄・濃縮する作業を行ってから子宮内に注入します。

 

 

 

 

 

人工授精は、女性に何らかの問題がある場合以外に、男性側に不妊の原因がある場合にも有効な治療法とされています。

 

精子減少症や精子無力症など、精子の数が少ない場合や精子の運動率に若干の問題がある場合、また勃起障害により性交がスムーズにいかない場合などにも、人工授精を勧められるでしょう。

 

 

 

精子を洗浄・濃縮することで、元気な精子を直接子宮内に入れることができます。

 

通常の性交による受精の場合、精子のスタート地点が膣内なのに対し、人工授精では子宮の奥からとなり、精子が卵子を目指して移動する距離がおよそ半分となり、妊娠の確率を上げることができます。

 

 

 

 

 

人工授精という名前だけ聞くと、とても大掛かりな治療で妊娠率も高いと思われがちですが、意外にも人工授精での妊娠率はそれほど高くありません。

 

人工授精をよく理解してみると、排卵のタイミングに合わせて、洗浄・濃縮した元気な精子を子宮の奥に注入しているだけなので、タイミング法に続きこちらも自然妊娠に近い形の不妊治療であると言えるでしょう。

 

精子が卵子を目指し、その後受精・着床して妊娠に結びつくという流れは、自然妊娠と同じなのです。

 

 

 

 

 

人工授精で妊娠が成功する人の約9割が、4~6回目までに成功すると言われています。

 

この回数を目安にまた次の段階へステップアップするのが一般的ですが、女性の年齢や精子の状態によってはもっと早めのステップアップが必要な場合もあります。

 

 

 

人工授精は自由診療扱いとなり、保険が適用されません。

 

費用は1回約2~3万円ほどかかることが多いようです。