【不妊症・妊活】卵子の質を高めるために ~卵巣への血流を良くする~

2021年03月13日

卵子の質を高めるためすることとは?

先日、女性は卵子を一生分抱えて生まれてくること、卵子は精子と違って新たに作り出されることはないために加齢とともに数も減少していくことなどを説明しました。

 

いずれ卵子の数は底をつき、閉経を迎えると妊娠することはできなくなります。

 

女性にはどうしても、年齢による妊娠のタイムリミットが存在してしまうということになります。

 

あまり年齢にとらわれたくないと感じる女性も多いと思いますが、不妊のことを考えるうえで年齢の関りはとても大きいものなのです。

 

 

 

そこで、限りある残された卵子をいかに大切にするかは、今後の妊娠に重要なポイントとなってきます。

 

卵巣内にある卵子の元となる細胞は、約3か月かけて成熟し、受精可能な状態になります。

 

したがってこの3か月の間で、質の良い卵子に成熟できるような体内、特に卵巣の環境づくりが必要です。

 

 

 

 

 

卵子の元の細胞は、生殖ホルモンとの交信によって正常に発育・成熟していきます。

 

この生殖ホルモンを細胞に供給しているのは血液の流れです。

 

また、発育や成熟に必要な様々な栄養素を供給し、代謝によって生じた老廃物を排泄するのも、血液の流れが必要となります。

 

 

 

このことから、卵巣への血液の流れや卵巣内の血流が悪くなると、卵子のスムーズな発育を妨げ、質の良い卵子を成熟につながらなくなってしまう可能性があります。

 

逆に言えば、卵巣への血流量を増やして卵巣内の血流を良くすることで、卵子の質を高めることが期待できるというわけです。

 

実際に、卵巣への血流が良いと妊娠率が上がるというデータもあります。

 

卵胞周辺の血流量が多いほど発育する卵胞の数が多く、血流が悪いと発育卵胞数が少ないことが確かめられています。

 

 

 

 

 

卵巣への血流を良くするということは、全身の血流を促進させる意識で良いでしょう。

 

血流を悪くさせる原因の一つが「冷え」です。

 

冷えと不妊の関係性は、卵子の成熟を妨げるということにもつながります。

 

冷え性に悩む女性も多いと思いますが、放っておくと妊娠しにくい環境をつくりだしてしまっているかもしれません。

 

適度な運動で代謝を促したり、冷たい食べ物や飲み物で体の中から冷やしてしまわないように気を付ける必要があります。

 

 

 

また、ストレスや睡眠不足なども卵子の質を高める妨げになります。

 

長期間強いストレス下で生活していると、血管を収縮させて血流が悪くなります。

 

なるべくレスをため込まずに規則正しい生活を送ることで、自律神経のバランスが整えられて血流の促進につながります。

 

 

 

全身の血液の流れをアップさせて卵巣への血流や卵巣内の血流も促し、卵子の質を高める環境を整えましょう。