【不妊症・妊活】基礎体温と妊娠の関係 ①基礎体温とは?低温期と高温期

2020年12月30日

基礎体温?

妊娠を望む活動をするにあたって、最初に始める人も多いのが自分の基礎体温をつけることです。

基礎体温と妊娠には、深い関係性があります。

今すでに基礎体温をつけている人も、これからつけようと思っている人も、妊娠を望む人に覚えておいてほしい知識なので、ぜひ詳しく読んでほしいと思います。

まず、基礎体温って一体何でしょう?

基礎体温とは、人間が生命維持のために最低限のエネルギーを燃焼させている時の体温、すなわち基礎代謝が行われている時の体温のことです。

寝ている時の体温が基礎体温に当たりますが、睡眠中に体温を測ることはできないので、朝起きてすぐに動き出す前の体温を測るのが一般的です。

基礎体温を測り続けることで、ホルモンの変化が明らかになってきます。

それにより自分の生理周期を把握し、排卵日のタイミングを予測できるようになり、妊娠しやすいタイミングを知ることができるようになるのです。

低温期と高温期とは?

基礎体温をつけていると、体温が低めの「低温期」と、高めの体温が続く「高温期」があることが分かります。

生理が始まるころから、脳下垂体から分泌されるホルモンによって卵胞が成熟し、卵胞ホルモン(エストロゲン)が大量に分泌されて子宮内膜が増殖していきます。

これが低温期です。

低温期に厚くなった子宮内膜から、成熟した卵胞が卵子から飛び出すタイミングがありますが、これが「排卵」です。

排卵後には黄体ホルモン(プロゲステロン)が分泌されて、受精卵が着床しやすいように子宮内膜をさらに厚くして妊娠の準備をします。

このプロゲステロンには体温を上昇させるはたらきがあり、この期間が高温期になります。

排卵日はどの時期?

つまり、低温期から高温期に切り替わるタイミングが、排卵日付近ということになります。

受精が行われないと、プロゲステロンの分泌が減ってエストロゲンが優位になり、再び低温期に入るというサイクルです。

妊娠した場合は、プロゲステロンの分泌が継続されるため、高温期が続くことになります。

しかし、基礎体温の変化は必ずしもホルモンの分泌の影響によるものではなく、風邪や疲労、ストレスや睡眠不足などによっても変化してしまうとてもデリケートなものです。

はっきりと低温期と高温期が分かれないような時も多くあります。

妊娠を望むうえで基礎体温をつけることは大切ですが、あくまで目安として考えるのが良いでしょう。

あまり基礎体温にばかりとらわれて神経質になってしまうと、それがストレスとなり妊娠しにくくなってしまうこともあります。

肩の力を抜いて続けることが大切です。