【不妊症・妊活】歳をとらない精子と加齢していく卵子

2021年02月6日

歳をとらない精子と加齢していく卵子

歳を重ねるごとに、肌や体の老化は少しずつ進んでいきますよね。

 

あまり意識したことがないかもしれませんが、肌や体の老いと同じように、卵子も加齢とともに老化していきます。

 

 

 

実は、卵巣は卵子を保存するために存在するもので、厳密に言うと卵子を新たにつくり出すことはできません。

 

女性は、一生分の卵子を卵巣に抱えた状態で生まれてきます。

 

 

 

男性の場合は、精巣が精子をつくり出す役割をしています。

 

そのため、健康な男性の体内では毎日1000万個以上もの精子がつくり出されています。

 

 

 

 

 

 

これが卵子と精子の大きな性質の違いの一つです。

 

精子は精巣が元気に機能しているうちは、常に新しく生み出されているため、歳をとることはありません。

 

しかし卵子は、新しく生み出されることはないので、女性の年齢と同じだけ歳をとっていきます。

 

20歳の人が排卵した卵子は20歳、40歳の人では40年経った卵子ということになります。

 

 

 

そうなると当然、肌や体の老化と同じように、卵子の機能は加齢とともに衰えてきてしまいます。

 

卵子の加齢は、不妊の確率を上げる要因になります。

 

自然に妊娠する確率を下げてしまうほか、体外受精などの場合でも、妊娠の成功率を低下させる可能性があります。

 

 

 

また、卵子の加齢は流産の確率も上げてしまいます。

 

もちろん年齢を重ねても妊娠・出産を果たす人もたくさんいますが、加齢は確実に不妊の確率を上げる原因になり得ることも、覚えておかなくてはいけません。

 

 

 

 

 

さらに、新たに作られることのない卵子は、当然その数もどんどん減る一方です。

 

生理のたびに卵子が一つずつ減っていくわけではなく、卵子は毎日減少し続けています。

 

 

 

年齢が上がれば上がるほど、卵子の数も少なくなるというのが一般的ですが、卵子の数には個人差もあるため、年齢の割にたくさん卵子が残っている人もいれば、若いのに卵子の数が少ないという人もいます。

 

これも、不妊や不妊治療を進めていくうえで、妊娠しやすさ・しにくさの一つになります。

 

 

 

 

 

不妊のことを考える時、やはり年齢は重要な問題となるでしょう。

 

不安なことがあったら早めに行動を起こすのが、不妊解決への近道になるかもしれません。