移植後の判定待ちはどう過ごす?不安な時期の過ごし方と心身の整え方|船堀

2026年09月22日

判定待ちがつらくなるのは、自然なことです

移植を終えてから、判定日までの数日間。

「今、着床しているのかな」

「何かしてはいけないことをしてしまっていないかな」

「もし今回もだめだったら」

そんな考えが頭から離れず、毎日を落ち着いて過ごせないという方は少なくありません。

これは、決して気にしすぎているわけではないと思います。

治療を重ねてきた分だけ、判定日への想いが重くなるのは自然なことです。

移植後、判定日まではどう過ごせばいい?

まず知っておいていただきたいのは、「普段と全く違う生活をしなければいけない」わけではない、ということです。

主治医から特別な指示がない限り、日常生活は基本的にこれまで通りで大丈夫とされています。

米国生殖医学会(ASRM)のガイドラインでも、移植後にベッドの上で安静にし続けることを推奨する根拠は無いとされています。

大切なのは、「安静にしなければ」と気を張りすぎず、ご自身の体調に合わせて過ごすことだと思います。

仕事・運動・入浴・食事はどうする?

判定待ちの期間、よくいただく質問です。

仕事:主治医から特別な指示がなければ、デスクワークなど日常的な仕事を続けられる場合が一般的です。身体的な負担が大きい仕事については、通院先の方針を確認してください。

運動:運動については、治療内容や体調によって指示が異なるため、通院先の方針を確認してください。

入浴:湯船に浸かること自体を制限されないことが一般的ですが、不安な場合は通院先にご確認ください。

食事:判定待ちだからといって特別な食事をする必要はありません。普段通り、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

いずれも、通院中のクリニックから個別の指示がある場合は、そちらを必ず優先してください。処方されているお薬も、自己判断で変更・中止しないようにしてください。

判定待ちに起こる症状に、一喜一憂しすぎないために

判定待ちの時期は、生理前のような胸の張り、下腹部の張り、眠気、少量の出血など、様々な身体の変化を感じる方がいます。

こうした症状があるからといって妊娠の可能性が高い・低いと判断できるものではない、というのが一般的な考え方です。症状の有無だけで一喜一憂しすぎず、判定日を待っていただければと思います。

インターネットで検索を重ねるほど、かえって不安が強くなってしまうこともあります。気になる情報を見つけても、まずは通院先に確認する、それが難しい時期は情報からいったん距離を置く、という選択も大切にしていただきたいです。

こんな症状があるときは、医療機関へご相談を

次のような症状がある場合は、自己判断せず、必ず通院中の医療機関にご相談ください。

・出血の量が多い、または続く

・強い下腹部の痛みがある

・発熱を伴う体調の変化がある

判定待ちの期間の身体の変化について、当院でお答えできることには限りがあります。医学的な判断が必要な症状は、必ず治療を受けているクリニックにご相談ください。

判定待ちの心を、少しでも楽にするために

判定待ちのつらさは、身体だけでなく、気持ちの負担も大きいものだと思います。

パートナーや信頼できる人に今の気持ちを話す。治療のことをいったん考えない時間を意識してつくる。これまで頑張ってきたご自身をねぎらう。

そうした小さなことの積み重ねが、判定日までの時間を少しでも穏やかに過ごす助けになると考えています。

船堀ソレイユ鍼灸院が、判定待ちの方にできること

判定待ちの期間に、鍼灸や整体が着床そのものに直接働きかけるわけではありません。妊娠率や着床率を確実に上げるとお約束することもできません。

米国生殖医学会(ASRM)のガイドラインでも、移植前後の鍼治療によって体外受精の出生率が改善するという十分な根拠は示されていない、とされています。

当院が大切にしているのは、「着床させるための鍼」ではなく、判定待ちという心身の負担が大きい時期を、少しでも落ち着いて過ごしていただくためのサポートです。

初回のカウンセリングでは、約1時間半のお時間をいただいています。

肩や背中の緊張、手足の冷えを感じやすいこと、眠りにくさなど、その時期に感じやすい身体の変化について丁寧に伺い、一人ひとりの状態に合わせて鍼灸・特殊整体・骨盤矯正・メディカル整体を組み合わせて施術を行っています。

院長が大切にしていること

私は治療家として26年の臨床経験を重ねる中で、妊活中の方からもさまざまなご相談を受けてきました。

妊活中は、検査の数値や判定結果に気持ちが左右され、自分の身体を信じられなくなることもあると思います。

私は、結果だけを見るのではなく、その方がこれまでどんな治療を受け、どんな生活を送り、今どんな気持ちで判定日を待っているのかまで、大切にしたいと考えています。

「不調には、その人なりの背景がある」。

これは、私が臨床の中でずっと大切にしてきた考え方です。

女性の人生の各段階を、長く支える存在でありたい。妊活を始めた時期から、判定待ちのつらい時間、その先の妊娠期まで、その時々の身体と気持ちに寄り添っていきたいと思っています。

よくある質問

Q.判定待ちの間、鍼灸に通っても大丈夫ですか?

A.当院では、移植後の判定待ち期間も継続して通院されている方が多くいらっしゃいます。施術については、通院中のクリニックから個別の指示がある場合は、そちらを優先してください。当院では、その日の体調やお身体の状態を確認しながら、刺激量を調整して施術を行っています。

Q.判定待ちの間に出血がありました。すぐに施術を受けても大丈夫ですか?

A.出血があっても、医療機関で状態を確認したうえで、当院への通院を継続されている方は多くいらっしゃいます。ただし、出血の量や状態によっては医学的な確認が必要な場合がありますので、まずは通院中のクリニックへご相談ください。そのうえで、当院でも体調やお身体の状態を確認し、刺激量を調整しながら施術を行います。

まずはお話を聞かせてください

判定待ちの時間をどう過ごしたらいいのか分からない、身体の不調や気持ちのつらさについて誰かに相談したい。そんなときは、一人で抱え込まずご相談ください。

ソレイユでは、結果だけを見るのではなく、これまでの治療経過や生活、睡眠、身体の状態、今のお気持ちまで丁寧に伺います。

完全個室・完全予約制で、周りを気にせずお話しいただける環境をご用意しています。ご予約は当院サイトまたはお電話にて承っています。

参考文献

American Society for Reproductive Medicine (ASRM). Performing the Embryo Transfer: A Guideline. Fertility and Sterility. 2017.

(https://www.asrm.org/practice-guidance/practice-committee-documents/performing-the-embryo-transfer-a-guideline-2017/)

当院の妊娠実績

\ 妊活・不妊鍼灸についてもっと知りたい方へ /

妊活におすすめの記事

不妊鍼灸|船堀ソレイユ鍼灸院

なぜ35歳を過ぎると妊娠しづらくなるのか?

不妊には鍼灸?整体?よもぎ蒸し?

不妊治療の方法① タイミング法

葉酸は不妊の改善にも役立つ

船堀ソレイユ鍼灸院で不妊鍼灸トライアルを受けてみたい方

料金・アクセス