【船堀でアトピーでお悩みの方へ】正しいステロイド外用薬の塗り方

2025年06月16日

正しいステロイド外用薬の塗り方とは?

ステロイド外用薬を使う際に、あまりステロイドに良いイメージを持たないことから、必要以上に少量を薄く伸ばして塗るという人が意外と多いのですが、これは逆効果になりかねません。

ステロイドに対する正しい知識を持ち、ステロイドの力を借りて少しでも早く症状を改善させるためには、ある程度しっかりと薬を塗る必要があるのです。

もちろん、薄く塗っても効き目がある場合はそれでも良いのですが、全ての人に薄く塗ることが最善の方法ということにはなりません。

薄く塗ることばかりにとらわれていると、ステロイドの効き目が不十分で皮膚の炎症が長引き、結果的に長期にわたって延々とステロイドを使い続けることになってしまう恐れがあります。

ステロイドへの偏見や副作用のリスクへの懸念が、ステロイドの正しい使い方の妨げになりかねません。

ステロイド外用薬は、保湿剤とは違って塗り続けることで効果を発揮するものではありません。

ステロイドの付き合い方

ステロイドの基本は、あくまで短期間の使用でしっかりと症状を改善させることにあります。

薄く塗ることで効き目が弱まり、だらだらと塗り続けることになってしまっては、ステロイドを使う意味がなくなってしまいます。

ステロイドを塗布する際は、肌が清潔な状態のお風呂上りなどが良いでしょう。

ただし、体がほてった状態でステロイドを塗ると、刺激となってかゆくなる場合などがあるため、体のほてりが落ち着いてから塗りましょう。

保湿剤と併用する際は、保湿剤を先に塗ってから患部にのみステロイドを塗るという順番を推進します。

先にステロイドを塗ってから保湿剤を塗ると、本来使用したくない範囲までステロイド外用薬が伸びて広がってしまう可能性があるからです。

塗り方

また、塗り方の基本は、指の腹を使って患部を優しくなぞるようにして塗っていきましょう。

手の平を使って塗ったり、手の平で薬を伸ばしてから患部に塗るやり方は、ステロイド外用薬には不向きです。

手の平に薬の効き目を奪われてしまい、効果が半減してしまいやすくなります。

必ず指の腹を使って塗布していきましょう。

長期使用を避けるためには?

ステロイドの最も多い間違った塗り方が、薬の量が足りていない塗り方です。

皮膚の炎症がひどい部分には、しっかりとステロイド外用薬を使って炎症を抑え、ステロイドの長期使用を防ぎましょう。

ステロイドをだらだらと塗り続けることの方が避けなければならないことであることを、覚えておくと良いと思います。

体質改善し生活習慣や心の状態が整うと使わなくなる日も遠くないです。

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