【不妊症・妊活】葉酸は不妊の改善にも役立つ

2021年02月7日

葉酸は不妊の改善にも役立つ

 

 

 

葉酸はビタミンBの仲間で、たんぱく質のもととなるアミノ酸の合成行う際に必要な栄養素です。

 

血液や皮膚をつくるのに欠かせない栄養であり、細胞分裂やDNAの合成などにも欠かせない大切なものです。

 

 

 

妊娠中は、葉酸を積極的に摂ることが勧められています。

 

葉酸を補給することで、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを7~8割軽減できると言われています。

 

 

 

1日の葉酸の成人の摂取量は240マイクログラムですが、妊娠中にはその倍の480マイクログラムの摂取が必要と言われ、特に妊娠3か月頃までの妊娠初期の葉酸摂取が推奨されています。

 

授乳期でも340マイクログラムと普段よりも葉酸を多く摂るように言われています。

 

このように妊娠中の葉酸が厚生労働省から勧告され始めたのは、2000年からで、2002年には母子手帳にもその旨が記載されるようになりました。

 

 

 

 

 

こうして妊娠中の葉酸摂取については広く認知されましたが、実は葉酸は妊娠してからではなく、妊娠を希望し始めた時から積極的に摂り始めるのが望ましいことは、まだ知らない人も多いかもしれません。

 

妊娠を予定する女性の場合、1日に400マイクログラムの葉酸摂取が勧められています。

 

これは妊娠が発覚してから葉酸を摂取するのではタイミングが遅くなるため、妊娠前から飲み始める目的のほかに、葉酸の着床障害に対する効果が期待されているためです。

 

 

 

細胞を増殖させるDNAの合成に関与している葉酸は、着床した受精卵が適切に細胞増殖するのをサポートし、妊娠の成功率を上げると考えられています。

 

また葉酸には、子宮内の血行促進効果や、子宮内膜を強化するはたらきがあると言われています。

 

着床障害の多くは子宮環境が整っていないことが原因の場合が多く、葉酸のはたらきで血流を良くして子宮内膜を強化することで、受精卵が着床しやすい環境を整えます。

 

 

 

 

 

葉酸は水溶性で水や熱に弱く、さらに食材からの摂取だと吸収率が悪い栄養素です。

 

食材から葉酸を摂取したい場合は、なるべく火を通さず、野菜はなるべく生のまま食べるのが良いでしょう。

 

 

 

しかし、妊娠前や妊娠中に必要な量の葉酸を全て食材から補うのは、なかなか難しいと思います。

 

そんな時は、サプリメントの力を借りましょう。

 

ただし、葉酸のサプリメントを選ぶ時には、添加物などがなるべく含まれていない、妊娠中でも安心して飲めるものを見極めましょう。

 

また、食事で葉酸を摂りすぎることはありませんが、サプリメントによる葉酸の過剰摂取は、じんましんや呼吸困難などの副作用を引き起こす恐れがあります。

 

摂取量にはくれぐれも注意して、葉酸で妊娠しやすい環境をつくっていきましょう。